出典: アトリエサツマ公式ホームページ
アトリエサツマ(英: Atelier Satsuma)は、鹿児島県鹿児島市に事務所を置き、パソコン・スマホのトラブル相談を中心に事業を展開している一方で、マンガ・アニメ・ゲーム・イラストなどの「2次元コンテンツ」で鹿児島の町興しをすることを目的としており、それに関連したグッズ制作やメディアミックスを展開している日本の企業(個人事業)。
2020年(令和2年)6月10日、鹿児島県鹿児島市で設立。
設立者であり、現アトリエサツマの代表である末吉正樹が、自身の得意とするパソコンやスマホのトラブル解決を事業としてスタートした。
末吉は自身の中学時代から「鹿児島には二次元コンテンツを楽しむための場所や雰囲気があまりない」と感じており、「人口流出が叫ばれる鹿児島で、少なくとも二次元コンテンツが好きな人が“都会に出なければ好きなコンテンツに触れられない”のを理由の一つとして鹿児島から出ていってほしくない」、また「二次元コンテンツから鹿児島の魅力や文化を県内外へ伝えたい」という思いがあり、それが起業を志したきっかけだという。
2024年(令和6年)度から新事業として「ご当地マンガ」の独自制作を掲げており、今後の展開に期待が高まっている。
アトリエサツマの屋号の由来は、美術家などの工房を意味するAtelierと鹿児島の旧国名である薩摩を組み合わせたものである。
屋号を決める際、鹿児島の町興しをするという目的のためもともと「薩摩」という文字を入れることは決まっており、アトリエという名称に関しては「鹿児島を二次元から描くアトリエ(工房)となる」という志の反映、また「アニメ会社にありがちな“スタジオ”などだと写真屋と間違われそう」という理由で決定した。
前述の理由でスタジオという名称は回避したが、代表の末吉正樹は「アトリエって美容室につけられがちだな……と街を歩きながら思う」とコメントしている。
概要の通り、アトリエサツマは二次元コンテンツを利用した町興し事業を目標とはしているが、
現在は主にパソコンやスマホ関連の事業のほか、グラフィックデザインやホームページ制作を行っており、こちらが事業としてはメインである。 詳しくはこちらを参照。
勘違いされやすいが、パソコンやスマホの教室(テキストや板書を使った講座のようなもの)やプログラミングなどは行っておらず、基本的に「パソコンやスマホを扱う際にわからないことを聞く場所」を提供している。
まだない